【新高1】勉強ガチ勢は高校で部活に入るべき?塾長のリアルな結論

先日、新高校1年生の生徒から、
「受験勉強を頑張りたいのですが、部活に入るか迷っています」
という相談を受けました。
「高校では、勉強を頑張ろう!」と思っている人にとって、
「部活に入るかどうか問題」はかなり大きなテーマです。
多くの高校では「部活に入るのが当たり前」という空気感があると思います。
ですが今回は、このテーマについて私の率直な考えをお話しします。
結論:必ずしも部活に入る必要はない
結論から言うと、
本当に勉強を頑張りたいのなら、
「部活は必須ではない」
これが私の考えです。
もちろん、部活に入ること自体を否定しているわけではありません。
ただし、
- 勉強を最優先にしたい
- 大学受験で結果を出したい
こう考えているのであれば、
そこまで忙しくない部活に入る
そもそも部活に入らない
という選択も十分にアリという話です。
理由①:物理的に勉強時間が足りなくなる
部活に入らなくても良いと言っている一番大きな理由はこれです。
特に運動部など、いわゆる「部活がち勢」の場合、
- 平日は毎日練習
- 土日も試合や練習
- 帰宅は夜遅く
こういった生活になります。
この状態で、
「しっかり受験勉強をする」
というのは、正直かなり厳しいです。
問題は気合いではなく、時間そのものが足りないことです。
理由②:途中で辞めにくい
もう一つ厄介なのがこれです。
- 周りが続けている
- 顧問の先生との関係
- チームの空気
こういった理由で、
「辞めたくても辞められない」
という状況になる可能性もあります。
そうなると、
「本当はもっと勉強したいけど、惰性で続けている」
という状況になってしまい、中途半端な状態になってしまいます。
理由③:大学受験では部活はほぼ関係ない
まず前提として、高校受験では部活や委員会の活動が加点の対象になることもありましたが、大学受験の場合、部活の実績はほとんど関係ありません。
部活をしている方が、成績的に有利になるということはありません。
また、「部活を頑張っている子の方が、勉強でも追い上げる力がある」という話もありますが、これも結局人によります。
勉強を要領よくこなせる子は、部活が終わってからでも受験勉強をやりきれる場合があるという話です。
多くの子たちは、部活が終わってすぐに受験に切り替えられていないのが現実です。
そういった意味でも、部活をしているから大学受験が有利になるということはありません。
じゃあ部活はやらない方がいいのか?
ここまで読むと、
「じゃあ部活はやらない方がいいのか」
と思うかもしれませんが、そう単純でもありません。
たとえば、
- 軽めの部活に入る
- 週の負担が少ない活動にする
- コミュニティとして所属だけする
こういった選択は十分アリです。
大事なのは、
自分の高校生活に勉強する余地を残せているかどうか
です。
注意:部活に入らない=勉強時間が増える、ではない
ここも勘違いしやすいポイントですが、
部活に入らない選択をすると自由な時間は増えます。
ただしそれは、
「自由時間が増える」
のであって、勉強時間が増えるわけではありません。
帰宅部の子の多くは、
家に帰ってからの自由な時間を
- スマホゲーム
- YouTubeなどのSNS
などのスマホと向き合う時間に使いがちです。
部活に入らないことによってできた時間に、
どうやって勉強に向き合うか考えることが重要です。
大事なのは「生活リズムを作れるか」
部活に入らない選択肢をとって、
勉強時間を増やすには、
自分で勉強のリズムを作る
ことが大切です。
たとえば、
- 毎日何時から勉強するのか
- どこで勉強するのか
- 何をやるのか
こういったことをある程度ルーティン化しておく必要があります。
これができないと、自堕落な生活に陥るリスクが高くなります。
まずは体験期間で判断すればOK
ここまでいろいろ話しましたが、今はまだ体験入部の期間だと思います。
部活に入るか迷っている子たちには、
「帰宅部の体験入部もしておきなよ」
と伝えています。
つまり、何かに入る体験だけではなく、
何にも属さない体験も必要だということです。
その期間で、部活に入るのと入らないので、どちらが自分にとって勉強しやすいのかを比べてみましょう。
人によっては部活に入っていない方が楽な人もいれば、部活に入っている方が気持ち的に落ち着くというような人もいると思います。
いずれにせよ、部活に入ることが絶対だとは思わずにフラットな視点で考えてみることをおすすめします。
