埼玉大学 経済学部 経済学科 合格体験記

私がSoRaへ入塾したのは、高校2年生の3月です。以前から、国公立大学の受験を決めており、それにあたって大学入学共通テストで使う数学や英語の理解を高めるために入りました。当時、英語は高校の定期テストでも平均点をとるのが精一杯で、他の教科と比べるとかなり苦手意識を持っていました。単語や文法の知識も不足していましたが、中でも速読がとても苦手で、英文を読み切れずに拾い読みして問題を解いてしまうことがあり、共通テストの文章量に対して不安を抱いていました。
数学は得意不得意がはっきりしており、数列や軌跡などの分野は一人で手をつけるのが難しかったため、他の分野と理解にますます差がついていました。
そんな中、SoRaで分からない問題や苦手な部分を気軽にslackを使って先生に質問できることや、担当の先生と相談して課題を解決するための学習計画表の作成は学習法に悩む私にとって大きな手助けになってくれると思い入塾を決めました。

先ほどもありましたが、それまで受験勉強をするために何をすべきかが不透明な状態でした。そこで、まずはstudy plusを使って自分がどのような教材を使うかの確認とその教材にどれくらいの時間をかけるかを、先生とzoomで相談し、自分専用の予定表を毎週作成しました。
さらに、本番までの大まかな道のりを想定した年間予定表も入塾して初めに作りゴールまでの道のりが短期・長期的に示されていきました。共通テストにむけてやるべきことが山積みでしたが、こうした計画表の存在によって、迷わずに勉強を進められました。
また、ただ指定の課題や問題を慢性的にこなすのではなく、どんな問題に自分が躓くのか、なぜこの問題を間違えてしまったのかを考える癖を身につけるために、どのような問題が難しかったかをstudy plusに感想を記録したり、受講中に自分の解いた問題に対する考えを先生に伝えたりすることを多く行っていました。
理科基礎や数学などの概念の理解が必要な科目はこうした言語化の実践によって、勉強の質をあげられたと思います。英語ではリスニングの対策として音読をできる限り毎日行っていました。音読は回を重ねるにつれて流暢にできるようになっていき、モチベーションの向上につながりました。

河合塾や東進で行われる共通テスト模試の結果は勉強の成果がなかなか点数に結びつかないことがありました。特に英語は問題をすべて解ききれずに終わることがほとんどでこの状態で本当に大丈夫なのだろうかという焦りも生まれていました。
ただ、事前に先生から英語は実を結ぶまでに長い時間が必要だと説明されており、点数よりも基礎を固めていったことで、徐々に英語に対する苦手意識を払拭することができたと感じています。
また、私は国公立大学の後期試験まで期間が延びたので周りの人たちが次々と受験が終わって行くのも精神的にきつく感じました。なるべくSNSにある同級生の情報は聞かないようにしたり、両親や先生の献身的なサポートをもらったりしてなんとか最後まで走り抜けることができたと感じています。個人的に大学受験はあくまでも個人戦だと考えています。自分で勉強に取り組むことができる環境を整えられるところから受験勉強が始まっていると思って大学受験に望めると悔いなく受験に望めると思います。

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この記事を書いた人

百瀬 浩市のアバター 百瀬 浩市 理系のための大学受験塾SoRa 代表/塾長

埼玉県立所沢高校を卒業。現役で東京農工大学工学部に入学。(その他、東京理科大学理学部、明治大学理工学部、芝浦工業大学工学部、東洋大学理工学部にも合格)
大学在学中に大手予備校にて指導経験を積む。大学卒業後、地元の個別指導塾にて教室長を務めたのち、理系のための大学受験塾SoRaを立ち上げて現在に至る。

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