福島大学 人文社会学群 経済経営学類 合格体験記

SoRaへの入塾を決めた理由はオンライン授業であること、質問の回数と時間が自由であることの2点が大きいです。入塾したのは高校2年生の夏で、コロナ禍ということもあり、校舎に通わなくて良いという点はとても魅力的でした。他のオンライン塾と比較もしましたが、質問の回数や時間が限られている塾は意外と多く、この点でもSoRaは他の塾より優れていたと思います。
入塾前の私は、部活から帰ると疲れて寝てしまうことが多く、休日や長期休暇でも勉強時間があまり取れていませんでした。そのため、余裕を持って合格したはずの高校でしたが、気づけば成績は校内平均を下回るようになっていました。特に英語は単語力もスピードも無く、危機感を感じていました。
高校受験のとき、成績の良い人は質問の使い方が上手いなと思いつつも、自分では実践できずにいたので、大学受験では上手に質問を活用できるようになろうと意気込んでいたことを覚えています。

入塾してから最初に行ったのは、studyplusを用いた自学自習の記録でした。これは初めての経験でしたが、毎日の学習を振り返る時間は大切だと今でも思っています。また、SoRaでの学習を始めてから、最も成長したと思う事の一つは「まとめる力」です。始めて作ったまとめは、数学ⅠAの単元ごとのまとめでした。先生方に自分の作ったまとめに対するアドバイスを頂いたとき、今までの私は「どれだけ学校の先生が見やすく、きれいか」ということばかりを気にして、「自分が分かりやすいか」ということを意識していなかったと気付かされました。「自分が分かりやすいまとめ」は、初学時に分からなかったことをどうやって解決したのかが記されており、自分だけの参考書になると思います。
苦手を克服しようと一つの単元を集中して取り組んだとき、思考のロードマップが鮮明になりますが、どうしても数ヶ月後には忘れてしまう部分が出てきます。そんなときにまとめを振り返って思い出すことで、集中して取り組んだ時間も、より価値のあるものになると思います。私も、「あのときまとめておいて良かった」と過去の自分に助けられた経験が幾度となくありました。

受験勉強で一番苦労したのは、「集中して勉強する時間」を増やすことだったと思います。私は高2の9月に趣味だったゲームを箱にしまい、受験が終わるまで梱包していました。しかし参考書を開いていても、ボーッとする時間が増えてしまい、今では、少しはゲームをする時間をとっていた方がモチベーションも上がり「集中して勉強時間する時間」は長くできたのではないかと思っています。当時は好きなことを犠牲にすることが覚悟だと思っていましたが、今は、好きなこととも向き合いながら進んでいくのが賢い道だと考えています。
また、休憩時間の過ごし方で私が一番効果的だと感じたのは「外に出ること」です。部屋に籠もり続けて煮詰まったときは、日光を浴び、外気に触れるだけで不思議と気分がスッキリします。私は最初、外に出るなんて疲れるだけだと思っていたせいで、この休憩の仕方を取り入れられたのは受験勉強の終盤でしたが、皆さんは否定する前に、ぜひ試してほしいと思います。

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この記事を書いた人

百瀬 浩市のアバター 百瀬 浩市 理系のための大学受験塾SoRa 代表/塾長

埼玉県立所沢高校を卒業。現役で東京農工大学工学部に入学。(その他、東京理科大学理学部、明治大学理工学部、芝浦工業大学工学部、東洋大学理工学部にも合格)
大学在学中に大手予備校にて指導経験を積む。大学卒業後、地元の個別指導塾にて教室長を務めたのち、理系のための大学受験塾SoRaを立ち上げて現在に至る。

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