物理を得意にするシンプルな勉強法

こんにちは、SoRaの百瀬です。
今回は、物理の勉強法についてのお話です。
この時期、「物理の成績がなかなか伸びないんです」というご相談をよく受けます。
どんな教材や参考書を使うにしても、物理の勉強において外せないポイントがあります。
そこを抑えていなければ成績は上がりません。
それは何かというと、
図を描く
ということ。
もっと言えば、図を描いてどんなことが起こっているかを整理し、イメージしてもらうことが大事なのです。
物理は、文字だらけの数式が並ぶので、どうしても数学と同じような印象を持つ人が多いです。
ですが、物理の問題をよくみてみると、数式さえ立ててしまえば、あとは数学的な処理はそんなに難しくありません。ほとんどは、連立方程式を解くだけの問題だったりします。
つまり、物理の難しさは数式を立てる前の現象理解のところに、ほとんど詰まっているのです。
どんな現象が起こっているのかを、まず図を描いて確かめてみる。
物体にどんな力がかかっているのか、何から力を受けているのか、これらを可視化してみる。
そうやって現象に対しての理解を深めることで、何の式を立てるべきなのかが見えてくるわけです。
意外とこれができていない人が多いのです。
たとえば、使っている問題集の図を見て判断して自分で図を書かなかったり、答えに載っている式を書くだけで満足してしまったり、、
図を描くって面倒なので、ほとんどの人はサボりがちなわけです。
でも、図を描くことが物理のお作法であり、実は一番シンプルかつ効率のいい勉強法なのだと思います。
まずはとにかく図を描いてみる!ぜひ実践してみてください。