SoRaに入塾してから4カ月で定期テストの物理51点UP!!

当塾の高2生が、今年の8月からの入塾(通塾4カ月)で、定期テストの物理で9点から60点へと点数が大幅アップした。

実に51点UP!

平均点も51点で、平均点越えも果たした。

うん。よくやっていると思います。

学校の先生からも「こんなに点数が上がった生徒は見た事ない」と言われたそう。

物理はこれまで6点→9点→60点という変遷だそうで、それは確かに先生もびっくりしますね笑

なぜこんなにも点数を上げることができたのか。

物理を学習していく上で、外せないポイントがいくつかある。その中で、入塾してから次の2点を意識して学習をしてもらうようにしていた。

1つ目:
図と式をリンクさせて何をやっているかのイメージを掴むこと

物理では数式を扱うので、どうしても数学と同じテンションで、公式に値を代入して答えを出そうとしてしまう。たとえば、速さ50m/sとあったら、vに50を代入するというノリで。

しかし、物理は身の回りで起きている現象を数式という言葉に変換して考える学問である。だから、どんな現象が起こっているのかをまずイメージし図示する必要がある。物理の公式に出てくる値が現象の中で何を表すのか、それが具体的に頭の中でイメージされていなければ、応用が利かない。

次に、

2つ目:
問題で何をすべきか反射的に分かるくらい問題演習を繰り返すこと

を意識してもらった。

これは物理に限った話ではないが、点数を取るためには問題を「理解する・解ける」だけにとどまらず「得点できる」ところまで昇華せねばならない。つまり、理解できたけど、いざ問題になると解けない。解けるけど時間がかかる。そんな状態ではテストで点を取ることはできない。「得点できる」とは、問題を正確に速く解けるようになることなのだ。

テスト前の最後の授業で、これまでやった波動の範囲を2時間ですべて解くというタイムアタック方式で演習をしてもらい、なんとか完遂することができた(この時点で少なくとも前回以上の点数は取れるだろうと私は確信できた)
ここまで演習をやりきるんだというのを体感してもらえたのかなと思う。

今回挙げたポイントを抑えながら勉強できるかが、物理で点数を上げるためのカギとなる。
他にも物理の勉強のコツについては以下の記事で解説をしているので、もし興味がある方はそちらもご参照ください。
物理が苦手な人が克服するために意識してほしいこと①

最後に、今回一番うれしかったことは何かというと、「60点をとりました」の報告、、ではないのだ。
(もちろん、点数が上がったのはうれしいけども笑)

60点をとったと報告をくれたときに、「波動がまだやれたな~」と言っていたこと

これが一番うれしかった。
そう。まだまだやれると私も思っています。こんなもんじゃないなと。

今、自分の中で来ている良い流れを逃さないこと。自分がやれると思ったときを逃さないこと。
そして、何か劇的な方法がある訳ではなく、日々コツコツと、目の前のことをやること。

そうすれば、また気付かぬ間に高みに登っているんじゃないかなと思います。

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この記事を書いた人

百瀬 浩市のアバター 百瀬 浩市 理系のための大学受験塾SoRa 代表/塾長

埼玉県立所沢高校を卒業。現役で東京農工大学工学部に入学。(その他、東京理科大学理学部、明治大学理工学部、芝浦工業大学工学部、東洋大学理工学部にも合格)
大学在学中に大手予備校にて指導経験を積む。大学卒業後、地元の個別指導塾にて教室長を務めたのち、理系のための大学受験塾SoRaを立ち上げて現在に至る。

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