興味ある分野はたくさんありすぎて逆に志望校を決められない人へ

「興味ある学部学科に行け」とよく言われけど、
いろんなことに興味があるから一つに絞れない。
逆に一つの分野に絞ろうとすると、「本当にこれでいいのかな?」となってしまう。
一定数、こういった高校生はいるんじゃないでしょうか?
本日、SoRaの高1生の子と、直近1,2ヶ月の予定立てをする中間計画立ての面談を行いました。
その時に、ざっくりと志望校の話を毎度するのですが、まさしく、この子も興味の幅が広くて一つに決められないタイプの生徒さん。
その時々で、興味あることが変わっているので、自分自身でも何に向かっていこうとしているのかよく分からないとのこと。
文系、理系も関係なく興味のある分野があるから、文系も理系も決めきれない。
「どうしたらいいですか?」
と。
それに対して、私は、
「まずは自分の世界を広げていきましょう」
と伝えました。
つまり、高校生が知っている世界というのは世の中の極々一部でしかない。
何となくのイメージで面白そうと思っていても、実はそのイメージと違っていたなんてことはたくさんある。
だから、まずは世の中を知るところからスタート。
その一歩として、オススメしたいのが、
興味のある分野の本を手にとってみること。
本を手に取るだけでいいです。
別に、本を読まなくたってOK
手にとって、パラパラめくってみる。
目次をさらっとみてみる。
そこで、思わず読んでしまう場合には本当に興味があるんだと思うんです。
興味があって読んでみた時に、多分イメージと違うところもあるはず。
そのイメージの違いに対して自分がどう感じるかを観察して言語化しましょう。
そうやっていろんな分野の本を見ていくと、自分が何をしたいのか、コアの部分が見えてくるはずです。
何をしたいかというより、
どうしたいか、どうなりたいか、というのがぼんやりと見えてくるはず。
そこを外さなければ、多分間違いではないのです。