共通テストの同日模試ってどれくらい取れていればいいの?
東進や河合塾で行われる共通テストの同日模試というのがある。
今年の共通テストと同じ問題を実際に解いてみようという模試である。
日程が近づいてきたのもあって、「同日模試で何点取れていればいいの?」という質問を何人かの塾生から聞かれたので、今回ブログでお答えしようと思う。
答えは、「何点でも良い」である。
・・・
多分求められている答えとは違うんだろうなというのは分かる笑
ただし、これはこれまで受験勉強をガチでやってこなかった人向けの話だ。もう高1や高2で「そこそこ受験勉強してきたよ」という人は後半の方を見てほしい。
なぜ何点でも構わないのか。
それはガチで勉強しないと自分の限界がわからないからだ。
そもそも模試を受ける意味って、今の自分と入試までの距離を測ること。
同日模試ならあと1年で何点上げなくちゃいけないのかが分かる。
合計で100点足りないならあと一年で100点上げる方法を考える
200点足りないなら200点上げる方法を考える
300点足りないなら300点上げる方法を考える
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でも、100点上げる方法って言われても???
って感じではないだろうか。
100点上げることがどれくらい難しくて、どれくらい時間がかかるかなんて分かるわけがない。
そして、自分が100点上げられるかもわからない。どこまで行っても、自分がガチで勉強したら、これくらいはいけるんじゃね?という憶測の域を出ない。
結局、ガチで勉強しないとわからないよねという話になるのだ。
ということで、勉強していない人は同日模試を受けるよりも前にまず受験勉強をガチったらいい。
ここからはガチで勉強している人向けの話
こういった人たちが同日模試を受けたら、まず自分がやってきた範囲で何点くらい取れているかを見てほしい。
たとえば、物理で同日模試が40点だったしよう。1年後の志望校のボーダーが80点だったとしても、それで全然ダメだとは判断してはいけない。
というのは、これまで勉強してきた範囲で点数が取れないのは当たり前だから。
これまで学校でやっていた範囲が力学のみなら、力学の大問で20/25点取れていれば良い。
仮に他の大問で点数を取れていなくても気にする必要はない。自分がこれまでやってきたことが力として身についているかを見ればいいのだ。
また、ほとんどの高1、2生は対策などせずに受験していると思う。
しかし、受験生たち(特に国公立大志望者)はガチガチに対策して共通テストを受験している。
早い人だと夏休みくらいから共通テストの過去問を解き始め、過去問や各予備校が出している共通テストの問題集を解く。
そんな人たちと共通テストの点数をそのまま比べることはできない。だから、同日模試においては、今の自分の地力がどこまで通用するのかという視点で見てみたらいい。
そんなことを塾生には伝えました♪
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