SoRaで成績が上がっている子達に起こっていること
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
早速ですが、新年早々、こんな本を読みました。
認知科学の分野から、知識を学ぶ過程や日本の小学生や中学生の現状を解説した一冊です。
塾講師をやっていると、どうしても経験論からの話ばかりになってしまうのですが、科学的な知見からその答え合わせができた感じがしました。ご興味のある方は是非読んでみてください^^
それで、この本を読んで、SoRaでやっていることがより鮮明になった気がする。
つまりは、SoRaで成績が上がっている子達に何が起こっているのか。
それは生徒達の「勉強ってこういうもの」という固定概念を覆すことだ。
みんな、自分自身で言語化できていなくても「勉強とはこういうもの」という思い込みを持って勉強している。
生徒たちを指導していると、
間違ったことを言ってはいけないというプレッシャーを感じながら勉強している子
とにかく指示通りにやることに一生懸命な子
覚えるのが苦手だから英単語はやらないと言っている子
自分は数学のセンスがないと思っている子
本当にいろんな子達がいる。
こういった「勉強ってこういうもの」という縛りをみんな己に課している。
しかも、みんな無自覚なのだ。
そして、その縛りを持っているとどこかでやはり頭打ちになってしまう。
みんなどうにかしようと努力はしているんだけど、その縛りの中で生きている子達は、その縛りから脱しない限り現状を打破することができない。
だから、SoRaでは、その縛りを授業で生徒と対峙しながら、少しずつ解きほぐしてあげる。
もちろん、そんなすぐにはその縛りを解くことはできない。
生徒達が持つその縛りは、その子の人生を通じて得たものであり、週に何回か話すぐらいではそう簡単には変わらないからだ。
それでも、
ちょっとずつ、
ちょっとずつ、
凝り固まった思考・認知を解きほぐしてあげる。
そうやって軌道修正された生徒達は、今まで見えなかった世界が突然見えるようになり、気づいたら結果がでている。
多分、うちにいて成績が伸びた子達はみんなそんな感じじゃないかなと思う。