南紀白浜へGW旅行
昨日今日と和歌山県の南紀白浜へ家族旅行へ行ったので、本日は勉強に関係ない雑談回。
写真は千畳敷。1800万年前から1500万年前にできた砂岩からなる大岩盤で、長年の浸食作用によってできたそうな。
理屈では理解できるんだけど、それによって巨大な岩が滑らかな表面になったり、段々上になるのは面白い。
そのほかにも白良浜などの自然を堪能したのだが、それ以上にハイライトだったのが南方熊楠記念館。
南方熊楠は明治大正とまだ日本の学問がまだ発達していない時に海外に渡って、俗学や植物学、天文学などいろんな学問を探求した博物学者である。
南方熊楠の何に感動したかというと、大学生になるまでの間、図書館や友人の家にある本を読んで、それをひたすら写経するというのをやっていたこと。
その写経の過程を通して知識をインプットし、それが後にいろんな学問へとつながっていたのだろう。
今の効率を求める世の中からしたら、あまりに非効率的なやり方だと思われそうだが、それ以上に熊楠は量で圧倒したわけだ。学習のやり方に合う合わないはあるにしても、量で圧倒できるのが天才なんだな。
熊楠は「読むことは書くこと」という風に言っていたようで、改めて言語化の大切さを認識できた旅になった。
結局、勉強に関係する雑談回になりました笑